一発免許専門の路上試験では、試験車輌を路肩に2回停車します。
ここで受験者が迷うのは、駐車禁止と駐停車禁止の意識の違いです。
例えば、私有地の出入り口や路上のコインパーキングの枠内なども停車は可能です。
駐車禁止の標識があっても、停車は可能です。
勘違いしやすいので注意しましょう。
ちなみに、一発免許の試験で停車は、「運転者がすぐに運転できる状態」すなわち「停車」です。
したがって、駐車(運転者が車を離れていたり、客待ちや荷待ちを行なっていたり、5分を超えて停止をすること)をしているわけではありません。
サイドミラーを上手に使用することができないと、このような問題が起こります。
また、サイドミラーで後続車を確認できたとしても、自分の車との距離感がつかめず、車線変更のタイミングを見失ってしまうこともあります。
サイドミラーで後続車との距離を把握するためには、ミラーの中に映る後続車の大きさを確認しましょう。
ミラーに映る後続車が大きくなってきている場合、その後続車はだんだんとこちらへ近づいています。
後続車の有無や、その車間距離をしっかりと認識できていないと、うまく車線変更ができません。
そのような状態での運転は非常に危険なので、サイドミラーやルームミラーの使い方をしっかりと一発免許の受かる為に練習しましょう。
また、サイドミラーを覗き込んだ時にミラーに映る後続車が小さくなっていく場合、その車はだんだんと遠ざかっています。
サイドミラーでは、後続車の有無だけでなく、何度かに分けて確認することによって、後続車が近づいているのか遠ざかっているのかを確認することができます。
それをもとに、今車線変更をすべきなのか、それとも後続車をやり過ごした後にすべきなのかを判断しましょう。
ルームミラーの鏡面は平らになっていますが、それに対してサイドミラーの鏡面は少し湾曲しています。
これにより、サイドミラーはルームミラーよりも、後続車との距離感を捉えにくく感じます。