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縁石に乗り上げそうになった場合などは、切り返しが出来ます。
ただし、切り返しの回数には制限があります。
1回目は減点0点、2回目は減点5点、3回目は減点5点、4回目以降は検定中止
切り返しとは、シフトレバー(マニュアル車の場合はギア)を動かし、車体が前後に動いた場合です。
バックをする際は、必ず右後ろ、左後ろを目視で確認して下さい。
S字クランクへの進入時は、巻き込み防止のため、左折であれば左に車体を寄せなければなりません。
ただし、S字、クランクへ進入後は巻き込み防止の寄せは必要はありません。
また、速度制限がありません。
どんなに速度が遅くても、何回停止をしても減点ではありません。
車が曲がる際の、前輪と後輪の軌跡の差を内輪差と呼びます。
前輪は自由に曲がることができますが、後輪はその後を最短距離で追って走行します。
よって前輪と後輪で通る場所が異なり、内輪差が生じます。
後輪は前輪より内側を通るため、内輪差を意識しないと縁石に乗り上げてしまう危険があります。
それを防ぐためには、例えば、クランクのどこでハンドルを切れば、タイアを縁石に乗り上げることなく曲がれるようになるか?などの車両感覚をしっかり練習しましょう。
もし、縁石にタイアを乗り上げてしまった場合は、大幅減点になります。
縁石に乗ったまま走行を続けたり、縁石を乗り越えてしまった場合は、採点項目の「脱輪」となり検定中止となります。
縁石に乗り上げてしまう前に迷わず切り返しましょう。
一発試験では、切り返しの回数のカウントは、S字とクランク両方での回数の合算でなく、それぞれ別々にカウントされます。