仮免の技能試験は、すべて教習所の様な施設内のコースを走行します。
試験場で用意される試験車を使用し、試験官が助手席に座り、受験者の運転の採点をします。
運転の時間はおおよそ、15分程度です。
当日は、鮫洲試験場建物の中の技能試験室に集合します。
技能試験は平日毎日行われており、1日に午前と午後のに2回に分かれます。
午前に予約をとった場合は8時30分、午後は13時00分が集合時間です。
技能試験はすべて予約制です。
技能試験室には、その時間の受験者の方が集まってます。
試験官より当日の注意事項等の説明が始まります。
採点表が配布され、その際に乗車する試験車両、順番なども案内されます。
試験室の横の通路の壁には、一発免許受験者のために、コース図が貼り出されています。
普通免許以外にも、普通免許や大型免許などの全ての図があります。
普通免許は、A、B、Cの3つコースです。
あらかじめ「坂道発進、障害物などを、どこで行うのか?」などを把握しておくと良いでしょう。
試験室内での説明が終わると、担当の試験官について行き、試験コースの発着点に向かいます。
試験車輌は、教習車のように補助ミラーやサイドブレーキが装備されています。
また、白色の車種で「警視庁」と書かれています。
一人目の受験者は、試験車輌の周囲の確認と、後続車の確認をしてから乗車します。
2番目の受験者は、そのまま、試験車両の後部座席に座ります。
3番目以降の方は、試験コースのわきの待機所で順番を待ちます。
1番目の方の試験が終了すると、乗車した場所まで試験車が戻ります。
ここで1人目の試験は終了です。そして、なんと試験官から、合格発表がその場でされます。
次の受験者が、1人目同様に試験車両の周囲の確認を行いった後、車に乗り発進の準備を始めます。
ルームミラー、サイドミラー、シートの調整、シートベルト装着をしましょう。
そして、3番目の方は、後部座席に座ります。(最後の受験者まで、このローテーションが続きます。)
ひとたび、試験が開始されると試験官は 、1人の試験が終わるたびに、次の受験者の方の呼びだしをしません。
御自分の前の受験者が試験車両の運転席に移動したら、後部座席に座わりましょう。
(前の方の容姿を覚えておくと良いです)
ここまでの流れの説明と注意点は、受験前の試験室内で、しっかりと説明されます。
受験者が交代しながら、1台の試験車両で何人もの試験をします。
交代しながら、常に3~5台の試験車で試験されています。
1番目の受験者は、そのまま試験車両の運転席に乗り、即試験開始です。
初めて一発免許の技能試験を受ける方は、手順や雰囲気を感じる為、順番が後の方が良いと思うかもしれません。
この受験の順番は受験者が選ぶことができません。
予約の申し込み順や試験会場に当日来た順番ではありません。
初めて受験をする方は、試験の流れをつかんでいないことなども考慮された組み合わせになります。
前回の試験が不合格で再受験の方は、なるべく前の番号になります。
つまり、初めて一発免許を受験をする方は、なるべく後ろのほうの順番になる傾向があります。
*1 : 試験車のブレーキやアクセルなど、ペダルの踏み具合を確認
技能試験は、減点方式です。
受験者には、試験開始の時点で100点があり、試験終了時に70点以上保有していいれば合格です。
同乗する試験官は、走行方法を検定基準に沿って試験をします。
また、減点はコースの走り方のみではなく、信号機の判断や、ブレーキ操作、加速の方保など安全確認、ハンドル操作や、ペダルの操作まで対象になります。
減点の例として、