試験が始まる前は、試験官にあいさつをしっかりしましょう。
ルートの指示された際も、しっかりと「はい」と返事をしましょう。
沈黙のままでは、試験官も不安です。
試験官と仲良くなろうとして、世間話しなどをしないようにしてください。
試験官は、試験の妨げになるとして、そのよう様な行為を非常に拒みます。
一発免許の試験では、、試験官に余裕を感じさせるような運転をしましょう。
天候の悪い日は、スモールライトやヘッドライトを点灯しましょう。
また、雨の日などは、通常よりも多めに車間距離をとってください。
水たまりの水は、歩行者に跳ねない様に、徐行などをして走行します。
ワイパーの使用は、一発免許の試験では、採点と関係ありません。自己判断で操作して構いません。
積雪が多く、道路で車が路上で立往生してしまうなど、ひどく雪が積もってしまった場合、一発免許の試験は中止です。
ただし、少々の雪や台風などでも試験は行われます。
万が一、天候が悪く、試験がおこなわれるかどうか不安な場合は、前日に試験場に電話で確認をしましょう。
制限速度内で、なるべく他の車の迷惑ならないようメリハリをつけて走りましょう。
直線道路など、加速ができるところはしっかりアクセルを踏んでください。
一発免許の試験では、全ての状況で、道路をゆっくり走ることは、後続車の迷惑になります。
試験中は、緊張しますので、うっかり標識や、道路の表示サインを見逃してしまうこともあります。
試験の道路の大切な標識を予習しておくと、とても安心して運転できます。
路駐の車からの安全な距離が、一発免許合格のアピールポイントです。
駐車車両のドアが開くことを想定し、約ドア一枚分(1メートル)の距離を開け走る必要があります。
ドア一枚分のスペースを取ることにより、「安全運転の意味がわかっている」と試験官にアピールできます。
また、縁石や電柱などの障害物は50cm、歩行者や自転車などは1メートル以上の安全な間隔を開けましょう。
歩行者が横断中の横断歩道の時は、必ず一時停止してください。
一発免許の試験では、必ず、歩行者が立ち去るまで、一時停止したまま待ちましょう。
一発免許の試験でNGなパターンは、じわじわ進みながら、歩行者がいなくなるのをやり過ごす場合です。
例え、歩行者を先に譲っていたとしても、じわじわ徐行のまま車が動いてはいけません。
ピタッと横断歩道の前で、一時停止をさせていなければ、試験官に歩行者を譲るつもりがないと判断されてしまうことさえあります。
最悪、試験官に補助ブレーキを踏まれ、一発アウトとなりますので十分注意しましょう!
一般車両がラーメン屋さんやコンビニなどの駐車場から車が出てきた時、試験車両が優先道路を走っていても、その一般車両を譲るのは問題ありません。
基本的に優先車両は自分(こちら)ですから、必ず譲らなければ、試験で減点というわけではありません。
受験者の中には、良い運転マナーをアピールする目的などで、全ての車に道を譲る方がいらっしゃいます。
また、度を越えて相手に道を譲るという行為した場合、受験者の後続車への円滑な走行ができなくなり、試験官からの印象が下がってしまうこともあります。
試験官は、受験者が優先道路を走っている場合、相手に道を譲るという行為自体は、採点とは関係がないと考えています。
一発免許の試験では、路肩への停車は、試験中2回行われます。
停車中は、サイドブレーキ(ハンドブレーキ)を使用してください。
ドアを開閉して降車する為のスペースは確保しなくても構いません。
なお、オートマ車はPレンジ、マニュアル車はニュートラルにします。
サイドブレーキを使用中もブレーキペダルは踏んだままにしてください。
また、路端から30cm以内まで車体の側面を近づけて停車出来なければなりません。
鮫洲試験場の建物の前の「都バスの鮫洲試験場前バス停付近」は、駐停車禁止です。
試験官から停車を促されても、バス停付近 = 「停車できない場所」を瞬時に判断できるようしましょう。
縦列駐車、方向変換(方向転換)では、ハザードは使いません。
本免の技能試験は、路上の後、場内で駐車の試験があります。
駐車の試験でも、「安全の確認」と「ウインカー」をおこなうことを忘れない様にしましょう。
縦列駐車も方向変換も、出庫する際に「安全の確認」と「ウインカー」が必要です。
また、どちらの試験も、ポールなどの障害物へ接触させてしまうと大幅な減点の扱いになります。
タイヤ留めに後輪を当てる感覚で、後退を続けるとすると、車体がポールなどの障害物へ接触します。
一度バックで車を駐車スペースに収める事が出来なくても、切り返しをすることが出来ます。
切り返しが上手に使えるようになりましょう。
切り返しとは、車体を前後に進ませる行為の事です。
1度目の切り返しは減点ではありません。
試験中止となる行為もある。
縦列駐車では、「スペースに入ってから、車体が駐車スペースを完全に出る時まで」に切り返した回数が計算されます。
一発免許の試験は、合計で4回以上切り返しをした場合は、通過不能として試験中止となります。
「1回は大丈夫」ですから、うまくいかない時はためらわずに切り返しをしてください。