- 恩井 裕理さんについて -
]恩井 裕理さん(44歳)は東京都にご家族4人でお住まいです。
- 恩井さんの運転歴 -
42歳で国内免許取得。通勤、買い物でほぼ毎日運転。
わたしは2年前、42歳のときに近所の教習所に通って運転免許を取りました。
それからは通勤や買い物で、毎日のようにクルマに乗っていました。
免許取得から半年、一時停止忘れや右折禁止見落としなど、うっかり違反を繰り返してしまい、気がつけば違反点数が積み重なっていました。
はい。免許をとって1年目で違反が3点を超えると、学科と実技の試験をもう一回、(再試験)なんですね、、、。
そういう制度になっていることを、(再試験)通知のハガキが来て初めて知りました。
私は、初心運転者講習を受講後、再び違反をしてしまったため、最終的に再試験となりました。
その再試験に合格するためにキキドライビングスクールで、3コマの講習を受けたんです。
おかげさまで鮫洲の再試験には一発合格できました。上野さんに感謝!です。
特にあわてることはありませんでした。
再試験ぐらい自分ならきっと受かると思っていました。
だって一年前に実技試験に合格しているんだし、交通違反は何度したけれど運転そのものは毎日やって慣れているんだから、きっと大丈夫よと楽観していました。
でも少しぐらいは練習した方がいいかなと思って、近所の教習所で単発の講習を2時間受けました。
そして分かったのは、わたし、クルマは動かせても安全運転の基礎はほとんど忘れてる…ということでした。
そう気づいたのが4月はじめ。試験は10日後の4月21日です。これはやばい…、ふだんはのんきなわたしも、さすがに焦りました。
そんなとき友達が「教習所のほかにドライビングスクールで習うのもいいかもしれない。
キキドライビングスクールというところでは鮫洲の実際の試験コースを走れるので、近所の教習所で習うよりいいと思う」と教えてくれました。
すぐに電話して費用や講習内容について聞いて、うん、いいかなと思えたので、さっそく講習を申し込みました。
あらためて「これじゃ合格できない」と思いました。
自分がいかに安全運転の基礎を忘れているか痛感しました。
本当は講習1回受けるだけで何とかしたかったのですが、どう考えても無理と分かったので翌日もう2コマ受講することにしました。
その翌日は試験なので本当のギリギリです。
でもあれこれ考えても仕方がない、やるしかないと思いました。
教習所で教わる運転の基本が、自己流に変わってしまっていました。
(特に、恩井さんに限ったお話しではなく、弊社にお越しいただく殆どの方の共通の問題点です。)
「安全運転の為の首振り」や「ハンドルの切り方」など基本動作があいまいな場合も、合格できません。
再試験のときは試験官に危険と思わせる運転をしないよう、反省していることが伺えるくらいの基本に忠実な運転を表現できることがポイントです。
実は、再試験となる方は、将来、交通事故などを起こしてしまう可能性が、統計上、他のドライバーと比べて高い事が分かっています。
試験場の試験官の中には、元白バイ隊員や元交通課の警察官の方もいらっしゃいます。
実際の事故や現場を見てきた方も多く、事故を未然に防ぎたいと思う気持ちは強いと思います。
この前提があるので、再試験のとき試験官は、実際に助手席から運転を見ることにより、「危険な運転の癖などがないか?」に注意を払います。
はい、学科も実技も、試験内容は、一発免許で試験を取得する際とまったく同じです。
違いはありません。
もちろん緊張しました。でもその試験コースは、前日、前々日に上野さんといっしょに走っていたので、その分は落ち着くことができました。
そして結果は「合格」。本当に、本当に、ほっとしました。
教え方が、近所の自動車教習所とちがって、とても親切で分かりやすかったです。
教習所では、わたしが何かミスしたとき「それ、ダメだから」と指摘はしますが、でも「なぜ間違ったのか」「どうすれば直るのか」という説明やアドバイスはしてくれませんでした。つっけんどんなんですね。
上野さんはわたしがミスしたときは必ずクルマを止めて、その場で紙に絵を描いて、ミスの原因やこれからの対処策をていねいに分かりやすく教えてくれたので助かりました。
あと、その近所の教習所では、ときどき言ってる単語が難しくて分からないことがあって…
わたし出身が中国なんです。日本に来たのは18年前で、日本語は日常会話なら聞くのも話すのも大丈夫ですけど、でもあまり難しい専門用語だと、耳で聞いても分からないことがあります。
だから教習所の教官の言葉もときどき分からないことがあったのですが、上野さんの説明は言ってることがぜんぶ分かりました!
はい、気をつけています。なにか説明した時には、その後の相手の顔をよく見て、「分かっている表情をしているかどうか?」に気をつけます。
もし分かっていなさそうな表情をしていた場合は、分かりやすい言葉でもう一度、説明します。
分かりやすくするというのは、たとえば、徐行ではなく「ゆっくり走る」、一時停止ではなく「いったん止まる」のように言い換えます。
つまり、漢字の単語をひらがなに言い替えたり、身ぶり手ぶりを入れたりするということです。
いろいろ気を遣ってくださっていたのですね。
今回のむずかしい再試験に一回で合格できたのは、上野さんのおかげだと思います。
本当にありがとうございました!