- 海老原洋平さんについて -
東京生まれ、東京育ちの36歳。リハビリ理学療法士として病院に勤務。
趣味は友人と公民館などで楽しむバスケットボールです。
- 海老原さんの運転歴 -
23歳で免許取得。これまで13年間、自分のクルマを持ったことはなく、もっぱら実家の自動車を、母親の送り迎えや、友達や彼女とのドライブなどで、月に1~2回、運転。
なお自身の運転技術については、「技術は普通。後ろにクルマが迫ってきたら『どうぞお先に』とすぐ譲ります。安全運転派です。」とのこと。
去年10月に免許を「うっかり失効」してしまいました。キキドライビングスクールでは、「鮫洲試験場の実技試験に一発合格するための教習」を受けました。
おかげさまで実技試験に一発合格できました。試験日が4月1日、仮免許の失効日が4月6日だったので、本当にギリギリでした。
私の免許更新の時期は、去年(2015年)の3月でしたが、ちょうどその頃、引っ越しをしたせいで、更新通知のハガキが来たことに気づけませんでした。
それから10月になって、はたと更新忘れに気づき、あわてて鮫洲試験場に問い合わせましたが、「すでに半年が経過しているので免許は失効です。まずは鮫洲試験場に来て仮免許の交付を受けてください」との回答でした。
それを聞いても正直、最初は、「2~3時間の交通講習を受ければ、また免許は再発行されるのだろう」と甘く考えていました。
しかし実際には免許は文字通り「失効」、つまりもう一度、学科試験と実技試験に合格しないかぎり、免許は再取得できないと分かりました。
仮免許は発行されたので、「自動車教習を最初の最初からやりなおす」必要はないわけですが、少なくとも「半分のところからの出直し」は確実になったわけです。
私は東京住まいなので、クルマに乗れなくても仕事や日常生活で困ることはありません。
しかし社会人の身分証明書としての免許証は失いたくないですし、もうすぐ結婚する彼女からも「免許は持っていてほしい」と言われました。
しかし学生時代ならともかく、社会人になってから教習所に通うのは大変です。
まいったな…と思いました。
実はその後、大怪我をして免許どころではなくなってしまい、公認の自動車教習所に問い合わせを始めたのは翌年の2月に入ってからでした。しかしどの教習所からも「2月、3月は春休みの学生さんでいっぱいです。今から予約はムリです」と断られてしまいました。
仮免許失効まであと2カ月。困りました…。
そんなとき「ああ、そういえば」とキキ・ドライビングスクールのチラシを思い出しました。
そのチラシは、鮫洲試験場近くの代書屋さんで学科試験の問題集を買ったときに、お店の人から「免許失効したのなら、こういうスクールで勉強することも可能ですよ」と言われて手渡されたものでした。
しまいこんでいたチラシを取り出して「キキドライビングスクール」という名前を確認し、まずは検索してホームページを見てみました。
デザインは明るく、文章もしっかりしていて、ちゃんとしたところのように思えました。
次に受講者の経験談を読みこみました。
特に興味を惹かれたのは、自分と同じ「うっかり失効」で免許を失った女性がもう一度、免許を取り戻すまでの詳しい経験談でした。
そこでは「1回2コマを3回受講(合計6コマ)。それに試験当日の早朝練習もやって、見事合格」と書いてありました。
読みながら、「自分も同じことをすれば合格できるかもしれない」と希望が出てきました。
費用も、自動車教習所よりは安いようでしたし、講習時間もこちらの都合に合わせて融通が利くようです(※)。
時間が自由なのは勤め人の私には助かります。また結婚を控えている身として、費用が抑えられるのも助かりました。
ホームページを読んで、およその情報は分かったので、次に電話で問い合わせしました。
※ キキドライビングスクールは平日、土日祝、早朝など、毎日、6:00~22:00まで教習しています。
ていねいで常識的な対応だったので好感を持ちました。
正直、自動車教習所というのは電話対応が悪いところも少なくありません。
その頃、問い合わせた教習所の中には「今から3月の教習の予約がしたい? あ~無理無理」といった対応のところもありました。
「ああ、自動車教習所らしいな」と苦笑しました。
ですがキキドライビングスクールは、世の中の普通のサービス業の良い電話対応でした。
ここなら大丈夫と思えたので、その電話で一回目の教習を申し込みました。
最初の講習は2016年の3月22日でした。4月1日の実技試験まであと9日という時期でした。
とても分かりやすく論理的でした。
私がミスをしたときは、すぐに停車して、紙に図を書いて、ミスの内容、今後の改善方法を説明してくれました。
説明のタイミングが「ミスの直後」なので、すぐに頭に入ります。
上野さんの話し方が優しく丁寧なのも良かったです。
自分がなぜミスをしたのか、今後はどうすれば改善できるのか、すんなり理解できました。
(※ 参考資料:上野の教習の様子が動画で分かります)
それからの6コマの教習はあっという間でした。
教習を受けるたびに運転の精度が上がるのが自分で自覚できました。
これなら合格できるかもと思えてきました。
実技試験の当日は、試験前に朝の6時から8時まで早朝講習を受けました。
やっぱり試験当日に受講しておけば、運転の感覚が持続するから試験のときの緊張が少ないだろうと思ったのです。
その甲斐あって、試験中はだいぶ落ち着いて運転できました。
また、実技試験場で乗った車が、ふだん教習で乗っているのと同じクラウンコンフォートだったことも助かりました。
同じ車種なら、車幅や車長が普段と同じ感覚で運転できます(※)
実技の運転を終えて、「やるだけやった」という気持ちになれました。
そして結果は合格。いや~、ほっとしました。
ヨッシャーという高揚感と、ああ、これで以前と同じ免許のある生活に戻れるという安心感の両方を感じました。
※ 鮫洲試験場の試験車両と常に同じ車種で教習をできるように最大の努力を致します。
(キキドライビングスクール)
実は鮫洲での一発免許について、周囲からは疑問視されていました。
職場の同僚は「それ、無理だと思うよ」と冷ややかな反応でしたし、両親も「不可能とはいわないが、相当に難しいだろう」と懐疑的でした。
それだけに合格したときは達成感がありました。
これをお読みのみなさまも、周囲から「一発免許なんて無理」と疑問視されているかもしれません。
しかし正しい指導を受けて正しく訓練をすれば、私がそうだったように合格は十分可能なので、あきらめる必要はないと思います。
今回、上野さんに運転を習い、一発合格を果たし、また費用も自分の想定より安く抑えられました。
本当に「ベストの選択」だったと思います。
上野さん、今回、ていねいなご指導をいただきありがとうございました。
これからも一発免許を目指す人のためにがんばってください!